ぽっこりお腹の原因は体脂肪だけではない!?

みなさんこんにちは!
Remake藤井です!
下腹がぽっこりと出ている「ぽっこりお腹」になっている方、結構いますよね!

ぽっこりお腹を解消するには、ダイエットが一番!

と、無理な食事制限をしたり、過度に運動をしたりしていませんか?
もちろん、ダイエットして無駄な体脂肪を全体的に落としていくことも必要かもしれませんが、今回のテーマである「ぽっこりお腹」は一概に体脂肪だけが原因ではないケースが多いです!

今回はぽっこりお腹になる原因と、それを解消する方法をご紹介します!

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

「ぽっこりお腹」の原因


「ぽっこりお腹の正体」は、体脂肪ばかりではありません。
普段の「姿勢」によって、下腹が出ている状態を作っている可能性があります。

そこで注目すべき箇所が骨盤です。

骨盤とは上半身と下半身をつなぐ大切な部分です。

<骨盤の向き>

上のイラストのように正しい姿勢をしていると本来骨盤はやや前傾(※前に傾く状態)になっています。


しかし、本来やや前傾の骨盤が筋力低下や生活習慣による姿勢の乱れなどにより後ろに傾いてしまうと、猫背で下腹だけがぽっこり出てしまいます。


これにより本来の体脂肪以上に下腹がぽっこり出てしまう状態を作ってしまうのです!
姿勢により実際以上に太った印象になるのは、とても残念な事ですよね!

ぽっこりお腹を改善するには、適切な運動や食事もさることながら、骨盤の向きを意識することが重要です。
骨盤の位置(向き)を正しくすることでぽっこりお腹を解消出来る可能性があります。

なぜ骨盤が傾いてしまう?

骨盤が後傾してしまう原因は一つではありませんが主には生活習慣などが原因として挙げられます。

骨盤が後傾する原因の一つとして、「もたれる座り方」が挙げられます。
デスクワークなど、長時間座っている姿勢を続けている時、途中で疲れて背もたれに背中を預け、腰が前に突き出た姿勢をとっていませんか?

こんな座り方 結構してますよね?
     ↓↓↓


長くこの座り方を行う生活を続けていると、この姿勢は骨盤を後ろ方向に傾けてしまいます。
オフィスや家などで長時間椅子に座っている事がある人は要注意です。

また、腰を支える下半身の筋力低下も、骨盤後傾を助長します。長く座る生活を続けると、運動不足になりがちです。運動不足により、特に下半身周りの筋力が低下してくると、骨盤は後ろに傾いて行ってしまうのです。

骨盤を正しい位置にする座り方とは

骨盤が後傾している人は普段の姿勢を変えることで骨盤を正しい位置にしてぽっこりお腹を改善することが出来ます。
デスクワーク等一日の大半を座って過ごしている方は座り姿勢を正すと、スリムなお腹を実感出来るかと思います。

椅子に正しく座るポイントは以下の通りです。

1.椅子に深く座る
背もたれに上半身を預けて浅く座ると骨盤が後傾しやすくなりますので、椅子に深く座り、下腹部が前方に出てしまわないように意識してみましょう。

2.背もたれは軽く背中を沿わせる程度に
背もたれに完全にもたれかかってしまうと、やはり骨盤後傾になりがちです。背筋を伸ばし、背もたれには軽く背中が触れる程度にしてみましょう。

3.「坐骨」で座ることを意識する
椅子に浅く座ると椅子に接する骨が「仙骨」になりやすくなります。

◯仙骨(青色部分)
※お尻の割れ目の上部にある骨
↓↓

骨盤を正しい位置に持ってくるためには「坐骨」を椅子に接する意識にしてみましょう!

◯坐骨(青色部分)
※お尻の下部にある骨

骨盤の位置を正すエクササイズ3選

正しい座り方を覚えたら次は、固くなったり、弱くなっている筋肉にアプローチしていきます。
骨盤後傾の方は主に
・下半身の裏側の筋群(ハムストリングス・臀筋群)の固さ
・腹筋(主に腹直筋)・※腸腰筋の筋力低下
※腸腰筋とは「大腰筋」「小腰筋」「腸骨筋」の総称です。

が挙げられます。
次はそこを解消していく方法をご紹介します!


①もも裏(ハムストリングス)のストレッチ
ハムストリングが固まると骨盤が後傾しやすくなります。ハムストリングスをストレッチする事で、骨盤が正しい位置になりやすくなります。

<方法>
脚を伸ばして座ったら、そのまま上体を前に倒していきます。骨盤をしっかり立てて坐骨で座る意識をしましょう。
その際に出来るだけ背中が丸くならないように背筋をまっすぐにして股関節から体を倒していくことがポイントです。

動作中は呼吸を止めずに続けるようにしましょう。


②お尻(臀筋)のストレッチ
ハムストリング同様お尻(臀部)の筋肉の緊張も骨盤後傾を引き起こす原因となります。こちらもお風呂上がり等、筋温が上がり、緩みやすくなっている時を狙い定期的にストレッチをすると効果的です。

<方法>
片方の膝を立ててもう一方の脚を膝辺りにかけます。そのまま立てている脚のもも裏を抱え自分の体の方に引き寄せてきましょう。
これも出来るだけ背中が丸くならないように背筋をまっすぐにしておこなうようにしましょう!




③腸腰筋・腹筋のエクササイズ
腹筋やインナーマッスルである「腸腰筋」の筋力低下も骨盤後傾の原因となります。
以下のエクササイズで腹筋・腸腰筋をまとめて強化出来ますよ!

〜初級編〜
【ニーアップ】
<方法>
1)骨盤を正しい位置にして立つその時椅子や壁などを持ってバランスを取るようにしましょう!


2)そのままの姿勢で膝を引き上げます。余裕があれば90°以上しっかりと引き上げてみましょう。


この動作を左右5回ずつ繰り返します。
正しい姿勢で動作することで腸腰筋・腹筋(下部)がしっかりと動きます!


〜上級編〜
【レッグレイズ】
<方法>
1)仰向けに寝て脚を伸ばす

2)そのまま脚を90°上に持ち上げる


この動作を繰り返してください。(5回もすれば下腹部がかなりキツいかも!?)
余裕がある方は脚を伸ばした時少し床から足を離しておいてください。そうすると強度が一気に上がりますよ!

まとめ


いかがでしたでしょうか?
ぽっこりお腹の原因は意外と身近な所にあるんですよね!

骨盤の向き=姿勢の良し悪しに直結します。

普段の生活の中で「姿勢」はとても大事な要素です。
正しい立ち方、正しい座り方で骨盤の後傾を防ぎ、ストレッチやエクササイズを取り入れる事で、今までのぽっこりお腹が目立たなり、スマートな印象になると思います。
また、正しい姿勢をとることによって普段使っていなかった筋肉が鍛えられ、痩せやすい状態にもなります。
そして骨盤を正しい位置にすることで。肩こり・腰痛も改善していく事があります!

ぽっこりお腹、そして腰痛、肩こりに悩んでいるなら、ぜひ普段の姿勢から見つめ直してみましょう!

パーソナルトレーニングでは個人に応じたアプローチで改善できます。
お悩みがある方はぜひご連絡下さいね!(*^^*)

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!!
まだ他の記事を読んでない方はぜひ他の記事も読んでみてくださいね!

それではまた〜👋