人はなぜ溺れるのか?

こんにちは!こんばんは!Remake代表の藤井です!
パーソナルトレーニングジムのブログですが、本日は水泳コーチとしてお話をさせてもらいます!
時間がある方は最後まで読んでいただけると嬉しいです♪


「泳げる人」と「泳げない人」の違いは「溺れる」と「溺れない」の違いと言っても過言ではないでしょう。
もちろん時と場合によっては泳げる人でも十分溺れる可能性はあります。
しかし、「泳げる人」と「泳げない人」では「ある点」を上手く使えるかに大きな差があるのです。
今回は「人はなぜ溺れるのか?」について解説していきます!

重心と浮心

人間は陸上で2足歩行する生き物です。
そのため、バランスを取りながら「立つ」という動作が生きていく上で必須項目になります。
バランスを取る際ポイントとなるのが重心です。

「重心」とは身体のバランスを取っているポイント(点)であり、立位での人間の重心は一般的に「おへそ」あたりの位置だと
言われています。
しかしながら生まれたばかりの赤ちゃんはまだ立つ事が出来ず、1歳頃にかけて徐々に

ハイハイ ⇒ つかまり立ち ⇒ 一人で立つ ⇒ 歩く と成長していきます。

これは徐々に「重心」でバランスを取る方法を身体で覚えていっているのです。

しかし・・・

この身体のバランスを取るポイント「重心」が水の中に入ると変わってしまうのです!
水の中でバランスを取るポイントを浮心(ふしん)と言います。

浮心は一般的に鳩尾(みぞおち)あたりにあると言われており、陸上での重心の位置(おへそ)よりやや上部になります。

この重心と浮心の違いこそが、人が溺れてしまう原因なのです!!

上のイラストにもあるように浮心は重心よりも上部にありますので、水に入って何もしなければ必然的に足が沈みます。
本来上体、特に胸部は(肺に)空気が入っているため沈みにくいですが、不意に水にはいってしまえば
もがいてしまい肺の空気はどんどん失われます。
しかも浮心が重心より上部にあるため足はどんどん沈んでいき、最終的には・・・

もちろんこれはトレーニングで解消出来ることです!
赤ちゃんが時間をかけて立つ事が出来るようになるように、泳げない人でも繰り返し水に入り適切なトレーニングをすれば
しっかりと浮心でバランスを取る事が出来るようになります!
泳げない人なんて本来いないのです!練習すれば必ず泳げるようになるのです!

まとめ

重心と浮心の違い お分かりになりましたでしょうか?
「カナヅチ」と言われる人はほぼ全員この違いに対応出来ていない状態です。
繰り返し練習をすれば必ずこの浮心でのバランスの取り方がマスター出来るはずです!
泳ぐ事が苦手な方はぜひ練習して浮心でバランスを取る方法をマスターしてみてくださいね!

そして「浮く」事が出来るようになったら次は「きれいに泳ぐ」「速く泳ぐ」などに挑戦です!
これらもまた専門的なトレーニングが必要になります。

そんな時はぜひ、水泳特化パーソナルトレーニングジム「Remake(リメイク)」にご相談下さい!
(しれっと宣伝してる笑)

なにはともあれ、一人でも多くの水泳愛好家が増える事を願っています☆

それではまた〜(^_^)/~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です