【遅発性筋肉痛の真実】筋肉痛が遅れてくるのは決して「老化」ではありません!

みなさんこんにちは!
Remake藤井です!

「最近、筋肉痛が翌日じゃなくて翌々日にくるんだよね。これって、やっぱり年かな…」
そんな風に感じている方、いらっしゃいませんか?

激しい運動や普段使わない筋肉を使った後に時間を置いてやってくるあの痛み。
これを「老化のサイン」だと諦めてしまっている方も多いかもしれません。

でも、ご安心ください!
筋肉痛が遅れてくる現象は、医学的には「老化」と直接的な因果関係はない考えられています。

今回は「遅れてくる筋肉痛」正式には「遅発性筋肉痛」(DOMS: Delayed Onset Muscle Soreness)のメカニズムと、それが老化ではない本当の理由について解説します。

どうぞ最後までお読みください✌️


そもそも「遅発性筋肉痛」とは?

筋肉痛には、大きく分けて2種類あります。

  1. 急性筋肉痛・・・運動中や運動直後に発生する痛み
  2. 遅発性筋肉痛・・・運動後、数時間から数日後に発生しピークを迎える痛み

皆さんが一般的に「筋肉痛」と呼ぶ "時間を置いてやってくる痛み"こそが、この「遅発性筋肉痛」です。

遅発性筋肉痛の本当のメカニズム

かつては「疲労物質である乳酸が溜まるせいだ」と言われたこともありましたが、
現在の研究で、遅発性筋肉痛の主な原因は、運動による「筋繊維の微細な損傷とその修復過程で起こる炎症反応」だと考えられています。
特に、筋肉が引き伸ばされながら力を出す「伸張性収縮(ネガティブ動作)」を伴う運動の後に起こりやすいとされています。
(例:ダンベルを下ろす時、階段を下りる時など)

この微細な損傷を修復するために、白血球などが集まり炎症物質が作られる過程で痛みが発生します。
この「修復・炎症のプロセス」が、運動から時間差で進行するため、痛みが遅れてやってくるのです。

なぜ「遅く」なるのか? 老化ではない本当の理由

では、なぜ筋肉痛が出るまでの時間に個人差があるのでしょうか?
そして、それが「老化」ではないと言えるのはなぜでしょう?

実は、筋肉痛が遅れてくるかどうかは、年齢そのものよりも
「運動の強度」「個人の運動習慣・筋肉の質」に大きく左右されることが分かっています。

① 普段の運動習慣と毛細血管の発達

普段からあまり運動をしない人の場合、筋肉の周囲の毛細血管の発達が十分でないことがあります。
その結果、損傷した筋繊維を修復するための物質を運んだり、痛み物質を取り除いたりするのに時間がかかり、結果として痛みが現れるのが遅くなると考えられます。
一般的には加齢とともに運動量が減りがちなため、結果的に「年だから遅い」と感じる人もいますが、
これは年齢そのものではなく「運動習慣」によるものが大きいのです。

② 運動の強度と種類

短時間で高強度の運動をした場合は比較的早く痛みが出やすい一方、長時間で強度の低い運動、または不慣れな動作で特定の筋肉を使った場合は、痛みが遅れて出やすい傾向があります。
20~30代の若者でも、普段使わない筋肉に強い負荷をかければ、2~3日遅れで筋肉痛になるのは珍しいことではありません。

③ 筋肉の質や遺伝的な個人差

痛みの感じ方や修復のスピードには、個人差があります。
同じ年齢・同じ運動をしても、筋肉の質や回復力によって痛みの出るタイミングは異なります。


まとめ

筋肉痛が遅れてくるのは、筋繊維の微細な損傷を修復するプロセスが、ゆっくりと進行しているサインです。
もし、あなたの筋肉痛が翌々日にやってきても「年だから」と悲観する必要は全くありません!

それは、普段使っていない筋肉に頑張って負荷をかけた証拠であり、体が今まさに「強く、太くなろうと修復に励んでいる最中」
だというポジティブなサインなのです。

筋肉痛を恐れず、適切な休息と栄養補給で修復をサポートしながら、健康のための運動を続けていきましょう!

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最後までお読み頂きありがとうございました!

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